ブレーキシューチューナー

ヒルクライム後の峠の細い下りを15分ほどブレーキを握り続けて下り、輪行で帰る時にブレーキのクイックレバーを倒したままでもタイヤが抜き取れるくらいブレーキシューが減っていました。そこで今回ブレーキ周りの調整にあたって新しいアイテムを導入。バイクハンドのブレーキシューチューナーを購入しました。

以前からその存在は知っていましたが、手で十分だろうと思い購入を考えていなかった物。しかし冷静に考えて約500円でブレーキの調整幅を均一に調整出来るのは魅力的。

使い方

トーイン調整

1.ブレーキのクイックリリースレバーを緩めます。

2.ブレーキシューチューナーを挟んでブレーキシューのボルトを緩める。

3.クイックリリースレバーを締め、シューの位置を調整しブレーキをかけてブレーキシューのボルトを締める。

4.トルク確認して終わり

ブレーキシュー固定ボルトの指定トルクはシマノであれば5~7程度

引きしろ調整

1.ブレーキのクイックリリースレバーを緩めます。

2.ブレーキシューチューナーを入れてクイックリリースレバーを締めます。

3.ブレーキシューを抑えながら、ワイヤーをペンチ等で引っ張っておき、ブレーキ固定ボルトを締める。

4.トルク確認して終わり

ブレーキケーブル固定ボルトの指定トルクはシマノであれば6~8程度

使用感

リムに対してブレーキシューの位置を適正な位置に固定できるので楽です。

引きしろに関しても今までは前後ブレーキの引きしろを揃えるのに何度も調整して時間がかかっていましたが、このブレーキシューチューナ-を使って一発で揃ってスッキリです。やはり前後ブレーキの引きしろが違うと気持ち悪いですもんね。

またブレーキシューチューナーの太さは左から右へ太く、細くなっているのでトーイン調整も簡単に出来ます。以前はカードを挟んでトーイン調整をしていましたがするする落ちてストレスが溜まっていました。その点このチューナならブレーキシューに引っ掛けることが出来るので楽に作業が出来ました。日頃のメンテナンス性の向上に一役買ってくれる便利アイテムです。