Topeak Miclo AirBooster

CO2ボンベにはダイヤル式とプッシュ式があります。今回紹介するのはプッシュ式のTopeak Miclo AirBooster。

購入した理由として日帰りライドのツール類をなるべく小さく、コンパクトに持ち運びたかったのが大きな理由です。

もう一つの理由としては、ロングライドでパンクした時などのポンピング作業を一瞬で終わらせたいこと。

CO2の定番品といえば、TNIの物が有名ですが今回はあえて違うメーカーの物を購入してみました。

プッシュ式の利点として、構造が単純なことでかなり小さくなります。

ダイヤル式よりわずかに小さくなります。

バルブ部分の重量が15.5gです。定番のTNI製のダイヤル式が50gなのを考えれば結構な軽さになりますね。

右のトピーク製のボンベは使用済みなので穴が開いています

右がトピーク純正の16gのボンベ、左が安い汎用ボンベです。

サイドカット時の復帰で使用

山の中で登り終わって下ろうとしたところ、タイヤをサイドカットしました。標高は500mほど。

実は練習で一度も使用したことはなく、ぶっつけ本番で使用しました。CO2ボンベを使う前にまずはシートポストに収納したNINJA Pでチューブの噛み込みが起こらないように少し膨らませます。

そのあと一応、チューブのバルブをプシュッとした後に、まっすぐ躊躇せずに差し込むと一瞬でタイヤが膨らみ復帰出来ました。ヒルクライム後でクタクタでしたので、この時は本当にCO2ボンベを持ってきてよかったと思いました。(サイドカットした時の記事

シンプルさが魅力

Topeak Miclo AirBoosterのメリットとしてコンパクトでサドルバッグやツールケースで場所を取らず軽量でコンパクトなこと、構造が単純で壊れずらく空気の入れ方もシンプルです。デメリットとしてはワンプッシュで空気が出てしまうため、ダイヤル式のようにバルブを徐々に緩めて空気が入っているかを確実に確認することはできません。ただ今回ぶっつけ本番で普通に空気を入れることが出来ましたのでそこまで心配することはないと思います。一度練習して経験しておけば余程のことがない限り大丈夫です。コツとしてはまっすぐ入れることを意識すること、これさえできれば大丈夫です。

コンパクト、軽さを重視する場合など、用途が合致すれば使いやすくおすすめです。