モデルはエスケープR3、2017年モデル

上記の画像は友人の乗っているクロスバイクで、以前から一緒にロングライドを走ることがありエスケープR3のドロップハンドル化について話していたことがありました。

今回後述するコンポパーツが余っていたこともあり、安くパーツ代を済ますことが出来るのでクロスバイクのドロップハンドル化について改めて話したところやってほしいということだったので、クロスバイクのドロップハンドル化に挑戦してみたいと思います。

ロードバイク化のために交換するパーツ

コンポ周り 8速⇒9速 SORA3000

クランク以外SORAグレード

コンポに関してはカラミータDUE+で使用していた現行のSORA3000シリーズとクランクが余っていたのでそれを使います。

いちからドロップハンドル化のパーツをすべて揃えると、結構な金額になるのでその場合は別にロードバイクを買ったほうがいいことが多いです。

ブレーキ TEKTRO RX1⇒BR CX50

エスケープR3のVブレーキはミニVブレーキで一応STIを引けるという情報もあるのですが、SIMANO公式ではSTIで引けるブレーキはキャリパーブレーキとカンチブレーキになります。

そのため今回はなるべく安全性を考慮、SIMANOの互換性を遵守してカンチブレーキに変更します。カンチブレーキはVブレーキ台座と共通なのでVブレーキのエスケープR3でも使えます。ちなみにこちらはアラヤフェデラルから取ったものです。

ドロップハンドルとステム

コンポとブレーキは流用ですがハンドルとステムについては購入してもらいました。

エスケープR3の標準のハンドルクランプ径は25.4mmです。現行のロードバイク系ドロップハンドルは総じてバークランプ径31.8mmです。

そのためステムも交換した方がドロップハンドルの選択肢は増えます。またジオメトリの関係であとでステムの長さを変えたくなる場合もあるのでドロップハンドル化するならステムも31.8mmのオーバーサイズ(28.6)の物に一緒に変えてしまうのがお勧めです。

ドロップハンドル

RKL SL

ハンドルについては25.4mmのクランプ径でも日東などのアルミハンドルが出ていますが、カーボンハンドルがいいということで31.8mmの物を選んでもらいました。

重量は実測で236g。幅は400mm、ドロップ127mmです。

ステム

RKL SL

エスケープR3のコラムサイズはオーバーサイズ1-1/8なので28.6mmです。これにあとはハンドルクランプサイズを選ぶだけなので今回選んだカーボンハンドルのクランプ径が31.8mmなのでハンドルクランプ径は31.8mmを選択。

重量は実測で130g。ステム長は90mmです。

あとは細かいパーツ

上記は大物のパーツです。あとはブレーキとシフトのアウターとインナー、フロントとリアのブレーキアウター受けなどなど。あと地味に困るのがブレーキがカンチブレーキなのでキャリパーブレーキの用にクイックリリースが付いておらずブレーキ開放が出来ません。

そのためシマノSM-CB90 ケーブルアジャスタークイックレリーズがあった方がいいと思います。

参考にかかった費用はハンドル+ステムで8千円とケーブル類で2千円で1万円前後です。