PARKTOOL タイヤブート TB-2を購入

本来3枚セットですが、一枚使用しました。

今回、紹介したいのがパークツールのタイヤブート。サイドカットやタイヤが裂けて走行不能になった時に、チューブとタイヤの間に入れて応急処置して再び走れるようにするものです。ロードバイクを乗り始めた当初は、サイドカットってする?という疑問があり、半信半疑でした。ただ500円ほどで安いこともあり、取り合えず買っておきました。そして今回実際に使う機会があったので紹介したいと思います。

山の中でサイドカット

山の中でダウンヒルの最中、右側が岩壁でそこから落ちたであろう小石が地面に大量に落ちていました。ただ山を登ったの後の下りということもあり、歩くのもめんどくさかったので15kmぐらいでゆっくり下っていたところ、小石を勢いよくパチーンと弾いてしまいました。数秒後、前タイヤに何か黒い塊が付いているなと思ってタイヤサイドをよく見るとチューブが飛び出していました。小石でタイヤサイドを切ってしまったようです。

気持ちも萎えましたがそれより怖かったのが、ここまで1時間半ぐらいかけて車の通りは0、携帯ナビの電波も途切れ途切れで焦りました。一瞬、遭難の二文字が頭によぎりました。

取り合えずタイヤを確認、赤丸の部分が避けていました。ここからチューブが飛び出していました。ただチューブが無事だったのでこのまま下ろうか迷っていた時に、昔買ったサイドカットした時に使うPARKTOOLのタイヤブートがツールケースの底にあったのを思い出し使ってみることに。タイヤとチューブの隙間に挿入して、空気を入れてみるとチューブの飛び出しを見事に防いでくれました。

チューブは幸いパンクしていなかったので、修理時間は10分ほどで終了。30kmほど先の最寄り駅まで問題なく辿り着きました。

タイヤの間から白く見えるのがタイヤブートです。サイドカットした時はこの隙間から親指をこの穴から出したくらいの大きさのチューブが飛び出していました。もう少し裂け目がひどかったら、タイヤがバーストする可能性もあったと思うと怖いですね。

 

タイヤブートのおかげでチューブがタイヤから飛び出るのを防いでくれていました。

サイドカットした時はどうなるかと思いましたが、無事家に帰れて本当に良かったです。

タイヤパッチと一緒に入れておこう

実は普通のパンクを今までしたことがなく、外でのトラブルがこれが初めてでした。それがまさかサイドカットの修理をするなんて夢にも思わず、山の中だったので焦りました。タイヤブートがなかったらと思うと今でもぞっとします。

サイドカットなんてするかな?と思いながら半信半疑で昔購入していましたが、山の中で走行不能のピンチを脱出することが出来ました。3枚で500円ぐらいでペラペラなのでタイヤパッチと一緒にもっておけば邪魔になることもありません。

サイドカット対策にツールケースやサドルバッグに一枚入れてみてはいかがでしょうか。