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ヘッドパーツの掃除
実はヘッドパーツについて以前から少し気になることがあり、一度もやったことのないヘッドパーツのグリスアップに挑戦してみることにしました。
ヘッドセットを外すと圧入されている上ワンに辿り着きました。
ここは汗水などが侵入して結構錆びることが多い場所らしいです。よくローラー台でここを保護する物が売られていますよね。
綺麗にしました。
外した各パーツをクリーニングしていると下側のボールリテーナーからベアリングが一部ポロポロと取れてしまいます。
ボールリテーナーの歪みを発見
おそらくヘッドパーツの締め付けの順番を間違えて走行したのが原因。
以前ヘッドパーツを上記の順とは逆で締めてしまい、50kmほど走行してハンドル部分にガタを感じ後々調べてみると締め付け順の間違いが発覚しました。
おそらくこれのせいでヘッドセットの締め付けが甘く、ガタがある状態で走行。一か所に強い不可が掛かって歪んでしまったのではないかと思います。
その時は分解するのが億劫だったのでヘッドパーツを分解せずに締め付け順を守ってネジを締め直しただけでした。当然ボールリテーナーの破損には気づいていませんでした。
今回はこれが気になっていたので試しにヘッドパーツを分解しようと思った次第です。結果歪みを見つけられてよかったです。
ヘッドセットの交換を考える
最初はボールリテーナーを新しい物に交換して終わりだと思いましたが、ボールリテーナーの外径38mm内径31mmの物が探しても売っていませんでした。
また調べているとボール数や大きさなど各メーカーによって互換性はほとんどないということでした。そのためヘッドセットの交換を決意しました。
またこの際ヘッドセットをリテーナーベアリングの物から、より精度と耐久性に優れるシールドベアリングの物に変更しようと思いました。
ヘッドセットのメーカーについては今後またベアリングの交換が必要になった際の入手性を考えて、タンゲ製のヘッドセットに決定。ベアリングも安価で入手性が良く、整備性が抜群です。壊れたボールリテーナーの替えを探していた時もタンゲ製のボールリテーナーは普通に売っていたことからベアリングの入手性の良さが伺えます。