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ワコーズラスペネ
クロモリロードの錆び対策としてフレーム内に防錆スプレーを定期的に吹き付けています。
今回使うワコーズのラスペネの他にもRESPOの防錆スプレーも定番品としてあります。
基本的に水置換性(表面についた水を油に置き換える)と書いてある物を使えば問題ないです。
火気厳禁なので火には気をつけて、風通しの良い広い場所でやるようにします。
基本はシートポストを抜いて吹きつける。
雨の中を走り終わった後などはサドルを抜いて、ロードバイクをひっくり返して水抜きします。通常のアルミやカーボンのロードバイクであればそれで大丈夫ですが、クロモリは水に弱いので、水抜きした後にこのスプレーを吹きつけています。
トップチューブにも一応吹き付けておきます。雨天後のお手入れはこれで終了です。
もう一歩踏み込むならBBも外す。
ダウンチューブに防錆スプレーを吹き付けるだけであればハンドル側からフォークを外して吹き付ける方がお手軽です。自分は防錆スプレーと全体の掃除を一緒に行うので、BBのグリスアップとダウンチューブに防錆を同時に行います。そのためBB側からダウンチューブにスプレーします。
防錆スプレーをBBを外して吹き付けていると分かるのですが、フレーム内に入った水はBBに溜まっていきます。そのためBB付近に水が溜まり錆が発生⇒BB固着というのがBBが固着するパターンの1つです。そのためクロモリロードで雨やロングライドで酷使している場合は1~2年に一度ダウンチューブから防錆スプレーを吹き付けておくついでにBBのグリスアップを行うことをお勧めします。
クランクを外す前にチェーンも外しておきます。ミッシングリンクにしておくと、なにかと便利です。
事前にラスペネをBBに吹き付けておくとスルっと外れてくれます。
ウェスで拭いたところ緑のデュラグリスに混じって赤錆びも付着していました。
あとはダウンチューブにもスプレーを吹き付けて、フレームを傾けたりして一晩おいておきます。
最後にBBにグリスアップして戻したら終了です。