目次
5Links 700c MUSASHI/R
折り畳み自転車などを販売している5LINKSの700cの折り畳みロードです。折り畳み自転車欲しいけど、走行性能も欲しいしなー、と色々見ていたら理想の形を見つけました。見た目は一見普通のロードバイクにしか見えませんが折りたたむと下図のようになります。
700cホイール一個分の大きさになります。個人的に輪行を多用しているのでこの大きさはめちゃくちゃ魅力的です。
性能の考察
仕様 | 105 | DURA-ACE |
重量 | 8.5kg | 7.9kg |
値段 | 36万 | 59万 |
ペダルレスの重量で8.5kgロードバイク全体でみれば平均的だと思います。DERA-ACE仕様で7.9kgです。まず折り畳み機構を持った700cロードで10kgを切るってすごいことだと思います。性能だけ見たら普通のロードバイクと変わらないスペックですね。
個人的にフロントシングル化してみたいなと思いました。まったりツーリングであればそこまで細かいギアはいらないので、その他も少し軽量化すれば7.4kgぐらいには出来そうです。
輪行性能の考察
輪行のやり方
この形を見て思い浮かんだのが、従来のフォーク抜き輪行。大きさ的にはほとんど同じ大きさになりますが、それぞれ方法が全く違います。
フォーク抜き輪行の場合はフォークを抜くためにヘッドスパナが必要です。またスレッドステムの下部部分がグリスが付いていることもあり、油汚れに気を使いました。
その点このロードバイクは油汚れと工具が必要な点を克服して輪行できます。
タイヤの取り外し
まず注目してほしいのがカセットスプロケットをそのままに、なんとホイールを抜き取ることが出来ます。つまりリアディレイラーに触らず、チェーンもそのままでおkです。この画期的なハブは単体でも売っているので、これだけ買うのも便利でいいなと思いました。
ハンドル裏返し
輪行時の小ささにに大きく貢献するのがハンドルの裏返し。通常はドロップ部が邪魔で曲げることしかできませんが、クイックレバーでハンドル角度をワンタッチで変更できます。ステムは汎用品(要公式サイト参照)が使えます。
フレームを畳む
そしてメインのフレームの折り畳み、ここもクイックで素早く折りたためるので素晴らしい。
まとめ
現状、輪行用クロモリロードバイクを持っているので買うか迷いますね。
ただ折り畳み自転車にも負けないこの小ささにはとても惹かれます。
折り畳み自転車では実現しにくい走行性能はタイヤ周りのサイズを大きくすることでを確保。また画期的な折り畳み方式で簡単にホイールとほぼ同じ大きさに折りたたむことが出来ます。
また重量面で見ても他の折り畳み自転車に比べて圧倒的に軽く、走行時のアドバンテージはもちろんですが、個人的に大きいと感じたのは輪行時の持ち運び時にかなり身軽に歩けることです。普段は13kg(ランドナー)と9kg(クロモリロード)の自転車で輪行していますが、7kg台の折り畳み自転車で700cとなるとかなり魅力的。
輪行時の軽さも驚異的ですが、やはり特筆すべきはその小ささでしょう700cホイール一個分になると、かなり小さくなるので車内での圧迫感もかなり減ります。
輪行方法に関しても工具は一切いらないので余計な荷物が増えないの点も良く考えられています。輪行時の小型化、軽量面、妥協しない700cとびびっと来る人も多いのではないでしょうか。